平泉・毛越寺

〜 今週は「ホテルニュー江刺」より 〜

奥州市のお隣にある平泉町毛越寺をご紹介します。
平泉は現在世界遺産登録に向けて話題になっています。

毛越寺は、奥州藤原二代基衡により建立されました。藤原四代により、多くの戦乱(前九年・後三年の役)で亡くなった人々の供養の意味もこめて、平泉では多くの寺が造営されました。当時の面影は、焼失により大泉が池を中心とする浄土庭園のみが残り、国の特別史跡特別名勝の二重の指定を受けています。


毛越寺庭園

本  堂

         
****「曲水の宴(ごくすいのえん)」 5月25日毛越寺にて ****
 ・水の宴とは…曲水の宴は、庭園に流れる遣水(やりみず)に杯を乗せた羽觴(うしょう)を流し、
          水辺の歌人が自分の前に来るまでに和歌を詠むという、奈良から平安時代にかけて
          行われた歌遊びです。毛越寺では昭和六十一年から再現して行っており、県内を中心に
          選ばれた六人の歌人が参加しています。
        
今年の歌題は、「平泉の文化遺産」の基調である浄土思想にちなんだ『浄(きよらか)』です。


歌題披露

               

延年の舞「若女」を奉納披露
               
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羽觴の流れに合わせ歌を読みます            


講師が歌を披講します


今年読まれた歌の一部です→ 「子供たち心浄らか目をひらき輝く未来しかとみつめる」


これからの季節は、「あやめ祭」(6/20〜7/10)もございます。
平泉の悠久の文化に触れてみてはいかがでしょうか。

当ホテルより車で、40分位。
電車ですと、東北本線水沢駅平泉駅まで15分位です。