奥州市武家住宅資料館

〜今週はプラザイン水沢より〜

こんにちは。TSU・BO・NEです。
今回は、奥州市水沢区にあります武家住宅資料館をご紹介致します。

城下町水沢の形成は、寛永6年(1629)に仙台藩伊達家の御一門として封ぜられた留守氏(1万6千石)の城下となったことに始まります。
現在の市役所周辺が留守氏居館跡で、留守氏重臣「内田家旧宅」があり、武家住宅資料センターが併設されています。
内田家旧宅は、屋敷の間口約16間(29m)・奥行30間(54.6m)で、東西をひば垣で画し、正面の板塀中央に表門があります。現在、茅葺で四脚の薬医門を表門とし、茅葺の主屋、塀重門、表庭、裏庭が残されています。主屋は、北面するすご屋に台所の棟がかぎの手に突き出た曲り家となっています。

平成5年に建設された武家住宅資料センターは旧宅の敷地内にあり、水沢の歴史展示室があります。

また、すぐ近くには江戸期の下級武士住宅「後藤新平旧宅」や、明治天皇行幸の際に随行員の宿舎となった八幡家(非公開)もあります。日高火防祭の日は、内田家も八幡家も休憩所となり、お茶をもてなして頂けます。