日高火防祭の由来と「町印」

プラザイン水沢より〜 
TSU・BO・NEが担当させて頂きます。

もう四月も半ばとなり、ホントに春らしくなって来ました。4/3に”まっちゃ”より市内の春の訪れの写真を掲載させて頂きましたが、奥州水沢の春と言えば毎年4/29に行われる日高火防祭ですね。残念ながら今年は中止となりましたので、今回は由来と昨年水沢の街に出来た町印のモニュメントを紹介したいと思います。
水沢は、旧奥州街道の宿駅の1つとして形成され、町の中心である水沢城と城下町の6町(川口町・立町・柳町・大町・横町・袋町)は『心』の字を象って整備したと言われています。



享保20年水沢の大火を機に佐々木佐五平が江戸に派遣され、江戸の町火消組織に習い6町に火消組が編成されたと言われています。それがいつしか火防祭という祭りになり、祭りの当日、各町組の先頭に並んでいるのが「町印(ちょうじるし)」で、町印の先に赤玉(火の象徴)・馬簾(水の象徴)をつけた形をしています。
「町印」は、火消組の印として【仁心火防定鎮】の】6文字を各町に1文字ずつ与え、町印には仁(川口町)・心(立町)・火(柳町)・防(大町)・定(横町)・鎮(袋町)の字が表されています。


水沢へお越しの際は見つけてみて下さいね。TSU・BO・NEは5コまでは見つけたので、残りを見つけなくては…