胆沢 郷土資料館
〜今週はプラザイン水沢より〜
胆沢郷土資料館を紹介します。
胆沢郷土資料館は、胆沢区の歴史や民俗などを紹介する複合的文化施設で、
胆沢文化創造センター内に平成3年に開館しました。
館内には、約3万年前の旧石器や弥生時代の石包丁、角塚古墳出土埴輪などの考古資料のほか、
民具などが展示されています。
◆古絵図◆
江戸時代に作られた絵図には、当時の地検の資料とするべく領内の開田、集落、街道など
当時の胆沢地方の様子が克明に描かれています。
右側のページは現在の胆沢区の航空写真となっていて、昔の絵図と比べられるようになっています。
◆一字一石経◆
供養のために、お経の漢字を一字ずつ焼いた川原石に書き埋められたものです。
周辺の開墾の際に発見されましたが、誰が何の供養の為に祈りを込めて一字ずつ書いたのかは不明。
◆石包丁◆
石包丁は東アジアに多く見られる特殊な石器で、弥生時代に稲の穂を摘む道具として使われていました。
◆角塚古墳復元模型◆
この模型は、これまでの発掘調査の結果をもとに、古墳が造られた頃の姿を復元したものです。
◆角塚古墳から出土した埴輪◆
この埴輪はニワトリ形埴輪です。
他にも円筒埴輪や朝顔形埴輪などがあり、儀式で使われたと考えられています。
◆近代の農具◆
稲作用の農具で、脱穀に使われたものです。
現在では機械化により役目を終えたものですが、先人達の知恵の集大成です。
胆沢出身の私ですが、意外と知らない事がたくさんあり、とっても楽しく学べました。
私が行った時は、電気がついてなくて・・・
あれ!?月曜日じゃないのに休み!?って一瞬焦ってしまったのですが、
チケット売り場のお姉さんに聞いてみたら、やってますよ!!って電気をつけてくれました。
どうやら節電の為だったようです・・・(笑)
みなさんも機会があったら是非行ってみて下さいね。
【胆沢郷土資料館】
住所 奥州市胆沢区南都田字加賀谷地1-1
電話番号 0197-46-2133
開館時間 9:00〜17:00
(入館受付は16:30まで)
休館日 毎週月曜日
年末年始(12/29〜1/3)
※必要により、休館日以外にも臨時に休館することがあります。
入館料 区分 個人 団体(15人以上)
小中学生 50円 1人30円
高大学生 100円 1人50円
一般 200円 1人100円