樺山遺跡

今週はプラザイン水沢フロントTが紹介します。
樺山遺跡
昭和25年司東真雄氏が発見。縄文前期末から後期初頭の遺跡。配石遺構地区が岩手県指定文化財(史跡)第1号として指定され保存される。

昭和42年の調査では、配石遺構が追加発見され、縄文前期末葉の遺物が多量に出土する地点。縄文中期前半の住居跡、中期中葉の住居跡が発見され、長期にわたる集落が営まれた遺跡であることが判明する。

昭和43年3月〜4月、草間俊一の調査では、前期末葉から中期にかけてのフラスコ状竪穴が確認されて、遺跡全体にいろいろの性格を示す遺構の存在が予想された。

樺山遺跡全体としてみると、長期間にわたり生活の舞台となった台地であることが明らかである。
観光スポットでクルマですぐに行ける遺跡として、考えられたため、取材しております。北上市に位置しますが、奥州市からすぐ行けます。

参考文献 『樺山遺跡調査概報』北上市教育委員会 
     『北上市稲瀬町樺山遺跡緊急調査報告』北上市教育委員会