妙見山 黒石寺

先週はお休みしました。毎度の「旅好きの奥州人」でございます。

今回は、マスコミでも「蘇民祭」が大きく取り上げられた「寺」をご紹介します。

妙見山 黒石寺(みょうけんざん こくせきじ)

奥州市水沢区黒石町にある寺で、写真は本堂になります。

PRポスターの「騒動」で、全国区になってしまいましたが、普段は静かな「古刹」であります。

天台宗に属し、西暦729年に行基和尚がこの地に開基。当時は「東光山 薬師寺」と呼ばれていたとのこと。
その後西暦849年に現在の「妙見山 黒石寺」に改称されています。

現在の本堂は、西暦1884年に再建されたもの。(それでも既に124年の歴史を数える。)

また、ここの寺には、国の重要文化財である、「薬師如来坐像」が安置されております。「貞観」(西暦860年頃)の元号が記されていることから、現存する最古の「薬師如来像」となっています。

普段は収蔵庫に安置されており、一般に公開される日は、年に数回程度です。(なお、公開時も写真撮影は一切禁止されておりますので、ご了承下さい。)

場所ですが、国道343号線沿いに面しており、東北自動車道水沢ICから国道4号線を仙台方面に進み、国道343号線を大東、陸前高田方面に進むと、約20分程で到着します。

JR東北新幹線水沢江刺駅より、タクシーで約15分。JR東北本線水沢駅より、「正法寺」行きのバスで約30分、タクシーで約20分となります。
(なお、路線バスは、本数が非常に少ないので、タクシーを御利用されることをおすすめします。)

詳細はホームページがございますので、そちらをご覧下さいませ。(リンク:http://kokusekiji.e-tera.jp/

来週は、誰がアップするのか?(私以外は全員「初登場」となります。)お楽しみに。 ^^