菊田一夫記念館

今週は、「ホテルニュー江刺」より

前回は明治記念館をご案内しましたが、それに関連して、今週は「菊田一夫記念館」をご紹介致します。
場所は当ホテルから徒歩5分程、大通り公園の隣にあります。



菊田一夫は、劇作家として「花咲く港」などを執筆し、またラジオドラマ「君の名は」「鐘の鳴る丘」の執筆と主題歌「とんがり帽子」も作詞しております。
戦時中には家族の疎開に伴い何度か江刺を訪れており、その時に宿から見た当時の岩谷堂役場(現在の明治記念館)が「鐘の鳴る丘」の舞台設定になったといわれています。


                      


菊田一夫記念館の建物は明治後期に建てられ、赤レンガと焼き締めレンガの2種類のレンガを「オランダ積み」という方法で積み重ねられて作られています。
建物は「東蔵西蔵」の2つあり、当時は東蔵に百一体の観音像が祀られ、西蔵は穀倉として使用されていました。
平成13年には江刺市有形文化財に指定されております。
現在は東蔵に「鐘の鳴る丘」の資料や菊田一夫の作品資料の展示・オルガンの展示をしており、西蔵は「おまつり伝承館」として江刺甚句(えさしじんく)まつりと夏祭りを中心に郷土芸能の展示をしております。


            


(開館時間)午前10時〜午後5時まで
(定休日) 毎週火曜日
(入館料) 無料



次回「ホテルニュー江刺」からは、江刺の桜の名所をご紹介したいと思います。
お楽しみに。。。