夏祭りの夜

梅雨も明けて猛暑が続きますが、今週はプラザイン水沢より、夏と言えば夏祭り!

さて、7月27日に、プラザイン水沢で2010年のサマーフェスティバルを行いました。

もともとは、昔ながらの縁日が並ぶようなわいわいがやがやとしたお祭りを地元で味わいたいね!の声から始まった企画で、近年では毎年恒例のイベントになりました。
ことしのメインは岩手県一関市東山町に生まれ、名勝「げいび渓」を拠点に活動するローカルヒーロー『六魂戦隊 ゲイビマン』!!
六魂戦隊ゲイビマン公式サイト
奥州市にはまだ、平和すぎるゆえかご当地ヒーローが誕生していないので隣の市から参戦して頂きました!

他にも、小学生から大人にまで人気のベイブレード大会や、

なつかしの縁日、

ホテルの料理人が腕に縒りをかけて作った屋台等…


来館してくださった800人を超えるみなさんの笑顔に、私たちはいっぱいの活力を頂きました!
来場して頂いたみなさん、ご協力して頂いたみなさん、本当にありがとうございました!

こんなものも景品として当たりました。32型RGEZAです!(左側のピンクのおじさんは当ホテルの支配人です)


そして時は暮れ、酔いを酔いのままで夜の町へ。

ご宿泊されているお客様から良く尋ねられるのが、飲み屋さんはどこ?という質問。私たちのホテルは、国道沿いではあるのですが、地域性のある飲食、飲み屋さんが集まっている水沢駅からは車で10分程と、少し離れています。言葉で様子を伝えるのはなかなか難しいので、ちょっと夜更けの町をふらふらしてきました。


水沢駅

駅前には居酒屋チェーンが立ち並び、カラオケ屋からは気持ち良さ気な声が駅前通りに漏れています。どこに入ってもなかなかに美味しい大人の社交場です。しかしながら地方の町といったら

なんていう看板に惹かれるのも、すくすくと育った大人らしい気持ちの表れとしてぼくは支持します。駅前通りをちょっと一本曲がると垣間見える、知る人ぞ知る水沢の味覚。

また、ほろ酔いのいい気持ちになって帰るお客さんを待っているのでしょうか、目の前でお仕事をするのは北都交通タクシーの運転代行さん。



そこかしこをふらふらして、ちょっと左を見たら奥に佇むのは怖い感じの門。
◆大林寺◆

水沢区は古来から東西南北の地域交通の要であり、また、偉人を多く輩出しています。加えて、民間信仰によるお堂、やしろ、お寺さん等が多種多様であります。日中ならばなんてことはない景色だと思いますが、夜になり飲み屋さんのなかに立ち現われた姿はなかなかに唐突で、町に面白さを感じるところです。


◆増長寺◆

大林寺から大雑把にコの字を描くように路地を行くとまたまたお寺さんが見えてきます。
このように、水沢区には曹洞宗12寺、浄土真宗6寺、臨済宗3寺、天台宗3寺、時宗2寺、日蓮宗1寺、浄土宗1寺ものお寺さんがあるといいます(文献や数え方によって25〜34寺と幅があります)。



そんなふらふらの道行きも仏さまに見られているようですこしハッとしながら、手に握った缶コーヒーを飲むのも夜のしじまに湿気でべたつくのもすべて忘れて、ぼくはいつのまにか心頭滅却していくのでした…