後藤寿庵廟堂

今週はプラザイン水沢より、福原農村公園にある後藤寿庵廟堂をご紹介致します。


江戸時代の頃、水不足で悩む農民に用水路をつくり、広域で安定した稲作が出来るようにした人物、後藤寿庵ですが、実は隠れキリスタンで、役人に処罰されたのですが、この付近の人々に多大な影響を及ぼした爪あとがこの案内表示で感じられます。



説明

クルス場というのは、墓地の事ですが、クルスとは、クロスの訛りで、十字架の事を意味します。墓地なので、そちらの画像は取っておりませんが、古くから十字架のお墓があったんですね。

公園に入ると、聖堂があるのですが、扉が洋風に出来ております。このあたり隠れキリスタンの寿庵を気遣った造りになってると感じられますね。



奥州市は、米どころとして知られておりますが、先人たちの努力の甲斐あって今に繋がってるんだなあと、思いました。