一関・平泉バルーンフェスタ

今週はプラザイン水沢より (担当:旅好きの奥州人)

ようやく「秋本番」となりまして、各地でイベント等が行われていますが、今回、初開催となるイベントをご紹介します。

一関・平泉バルーンフェスティバル2012

バルーン=風船ですが、この場合のバルーンは「熱気球」のこと。
その熱気球を使った「競技会」が各地で行われていますが、今回、一関遊水地記念緑地公園を主会場に、20日、21日の2日間にわたって、開催されています。

さて、熱気球の競技というと、ピンと来ない場合が多いでしょう。
様々ありますが、競技内容を決定するのは、当日の地上および上空の風の状況、天候、地形等の地理条件等を勘案してから主催者側が決定するもの。

観測用の風船を事前に上空に放出し、観測を行った上で競技内容が決定します。
条件次第では、競技そのものが中止となることもあります。


また、競技を開始する時刻もおおよそ決まっていて、早朝および夕刻近くに行われることが多く、上昇気流が発生しやすい日中のフライトは原則的にありません。


という訳で、眠い目をこすりながらも、早朝の競技フライトを取材してきました。


今回は午前6時30分に競技が行われました。なお、午後のフライトは午後3時に行われ、本日(21日)は午前6時30分のフライトがあり、2日間で合計3回のフライトで争われます。

20日の早朝の競技は、「ヘア・アンド・ハウンド(Hare and Hound[HNH]・通称「ウサギ狩り」)という競技。
大会主催者側に気球が先に離陸し、ある一定時間経過後に競技者の気球が離陸。
主催者の気球が一定時間フライトした後、着陸し、ターゲットを展開。競技者は、その展開されたターゲットを目指して飛行し、いかにターゲットの近くにマーカーを落とすかを競うもの。
上空の風は常に変化しているので、いかに風を読んで飛行するかが、鍵になります。


次々と離陸していく気球は、見ていても迫力があります。
そして、上空に浮かんだ色とりどりの気球は、美しいものがあります。 ^^

さて、今回はゴール地点が会場内ではないことが、判明した為、そのまま「追跡」となります。

どこがゴール地点かは、全くわからないので、飛行していった方角を目指して移動しました。

↑↑ こんな「秋らしい光景」を撮ることも出来ました・・・。 ^^


競技気球が離陸して行った後は、熱気球教室と、気球の係留があり、その係留された気球に搭乗することも出来ます。(有料)


本日も競技がありますので、興味があった方、足を運んでみてはいかが?

また、今回見れなかったという方、来年も開催されることを祈りつつ、ど〜しても見たいという場合、11月23日〜25日に宮城県大崎市(旧岩出山町)でもバルーンフェスティバルがあります。(こちらの方が歴史が長いです)



会場の「一関遊水地記念緑地公園」までのアクセス。
車:東北自動車道・一関ICから約10分
公共交通:JR一ノ関駅からバス(一関イオン線)へ乗換え。一関総合体育館前下車、徒歩1分