小正月

ホテルニュー江刺 支配人の及川です。


ときの経つのは早い。衆議院解散総選挙で暮れた平成24年
寒波に見舞われた新年が明、三が日を過ぎたら、もう七草。
そして、15日には小正月を迎えます。
ホテルニュー江刺本館フロント前に、ミズキの花が咲きました。

 元日を中心とした大正月に対し、1月15日(厳密には14日の日没から15日の日没まで)を小正月と言います。
月を暦の基準にしていた大昔の日本では、「満月から次の満月まで」が一カ月でした。
昔の人は満月をめでたいものの象徴としていたようで、一年で初めての満月の日を正月にしていました。
これが「小正月」の起源です。

 小正月の代表的な行事に、豊作祈願の意味を込めた色々な風習があります。
ミズ木を切ってきてそれを削り、木の枝に餅や団子を刺して立てる『みずき団子(餅花)』。
『成木責め』といって、主人が斧を持って、柿の木などに、「成るか、成らぬか」といい、
「成らねば切り倒すぞ」と脅す。すると子供が木の後ろに立って「成ります成ります」と答える。
『庭田植』といって、雪の積もった田んぼに稲わらをたてます。
また、子どもが家々を訪れ、餅をもらってくるカセドリという風習もあります。
 正月飾りを燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」は、一般的に小正月の終わりは20日とする地域が多いようですが、
元々は悪霊払いだった「どんと焼き」が、やがて正月にやって来た年神さまを天に送り返す火と見るようになり、
これをもって正月(大正月・小正月)の終わりと位置づける見方も生まれてきました。
どうぞ、皆さまホテルニュー江刺にお越し頂きご覧下さいませ。
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