斎藤實記念館

 〜今週はプラザイン水沢より〜

こんにちは。TSU・BO・NEです。今回は水沢出身の第30代内閣総理大臣の斎藤實についてご紹介します。

斎藤實は、安政5年(1858)10月27日水沢の吉小路に生まれ育ちました。15歳で上京後、翌年海軍兵学寮に入学し、優秀な成績で卒業しました。英語の語学力も抜群だったので、選ばれてアメリカに留学し、アメリカやヨーロッパの情勢を学んで来ました。
帰国後、春子夫人と結婚し、その後侍従武官・巡洋艦長・海軍次官を歴任し、明治39年(1906)から8年余り海軍大臣を務めました。
大正8年(1919)岩手出身の最初の内閣総理大臣原敬の要望により、朝鮮総督に就任後、昭和7年(1932)第30代内閣総理大臣に就任しました。この年、水沢に建てた邸宅には、郷里の人達のためにと文庫閲覧室も作られ、現在は記念館の一部として公開されています。また敷地内に、春子夫人との銅像があります。

今年は斎藤實生誕150年をまもなく迎えます。10月26日には生誕祭が斎藤實記念館にて催されます。