めんこい美術館

今週はプラザイン水沢より、http://www.oshu-bunka.or.jp/hall/menkoi_top.htmをご紹介します。

めんこい美術館は、奥州市文化会館 Zホール(公式ホームページ)が運営する美術館で、奥州市文化会館Zホールや、エントリー奥州エフエム - 岩手・奥州の観光日記の奥州FMと隣接している施設です。
入り口をくぐり左手へ進むと常設展示の「佐々木精治郎展」スペースへ。

佐々木精治郎は奥州市水沢区出身の画家で、明治38年20才の時に渡米し、ロサンゼルス美術学校を首席で卒業したそうです。大正から昭和初期にかけて活躍し、郷土の風景やアメリカの景色を今に伝えています。透明感あふれるパステル画がとても繊細でやさしい気持ちになります。雰囲気をみなさんに伝えたくて係員さんに了解を頂き1枚撮ってきました。貴重な絵画を痛めないようにフラッシュは焚かずに・・・
◆グランドキャニオン◆


2階へ進むと常設展の中江信コレクション「世界のアゲハチョウ展」へ。

みなさんも知っていますかね?きれいな青い蝶、オオルリアゲハ。ピンと伸ばされた標本が、蝶の美しい模様を引き立てています。


さて、めんこい美術館には常設展示室の他に企画展示室、創作展示室があり、今日は、今月の15日までの企画展「四写人それぞれの時空」を鑑賞してきました。現在全国的に活躍されている奥州市ゆかりの、4名の写真家です。

ずらりと作品が並んでいる会場内には、展示されている写真家の一人、高橋貞勝さんがいらっしゃり、現場の貴重なお話を聞かせて頂きました。また、撮影の面白い裏話なんかも・・・

実際の作品はぜひめんこい美術館に足を運んでみてください。どの作品も印象的にその時その時を刻んだ素晴らしいものです!
そして、思う存分鑑賞したあとは、正面玄関の右側にある軽食喫茶ろーずがーでんで一休みもできます。冬支度の進むこの季節はなにかと億劫になりがちですが(私だけでしょうか)暖かいコーヒーを飲みながら、たまには心を休ませる、そんな時間も必要ですよね。
奥州市文化会館 Zホール(公式ホームページ)が運営する施設に関する情報はまだまだあります。奥州市文化会館Zホールでは、今月11月18日から12月4日まで『無言館所蔵作品による戦没画学生「祈りの絵」展』が開催されますので、こちらもご覧下さい。いっぱい記事はありますが、とりあえず今回はここまで・・・


http://www.oshu-bunka.or.jp/hall/menkoi_top.htm
開館時間 午前9時から午後4時半
休館日 毎週火曜日と年末年始
入館料 無料
住所 岩手県奥州市水沢区佐倉河字東広町1番地4(プラザイン水沢より約徒歩8分)
電話FAX 0197-22-5935