「種山ヶ原」を行く

〜今週は、プラザイン水沢から〜 (担当:旅好きの奥州人)

一日一日と秋が深まってきました。

ということで、紅葉はどうかな?ということもあり、種山高原を訪れてみました。

訪れたのは、2011年10月14日。

見晴らしの良い場所を探しながらバイクを走らせていると、道が行き止まり・・・ ( ̄□ ̄!

しかし、そこに広がっていた風景は・・・

なるほど・・・「宮沢賢治が愛した種山ヶ原」と言われる訳です・・・。 ^^

撮影後、引き返し「物見山遊歩道駐車場」にバイクを駐車し、物見山山頂へ向かいます。

遊歩道は、舗装されていない上に、場所によっては「獣道」クラスの道の細さの場所や急勾配になっている場所もあるので、歩きやすい装備をした方が無難です。また、この時季は、クマに遭遇する確率も高くなるので、「熊鈴」や「ラジオ(スピーカーの付いているもの)」を持参した方が良いでしょう。

途中で見晴らしの良い場所を見つけては、写真を撮りながら登っていきます。

種山高原星座の森キャンプ場と牧草地


種山ヶ原の説明


物見山の説明(山頂付近にあります)


山頂からの眺望

もう少し見通しが良ければ、岩手山も見えるようです。


山頂付近には、こんな施設が・・・

説明

文字は見えづらいと思います。ご勘弁を・・・。 ^^;

この施設、「物見山レーダー雨雪量計観測所」という施設で、国土交通省東北地方整備局が管理している施設になります。

半径120Kmの区域では、レーダーによる雨雪量の観測、半径300Kmの区域では、雨量・強さ・移動方向を観測しているとのこと。
ここ最近は「ゲリラ豪雨」となるケースも多発しているので、ここで観測されたデータが解析され、様々な気象警報・災害予防等に活用されています。

なお、物見山山頂は、奥州市江刺区、気仙郡住田町、遠野市の2市1町にまたがっており、気象レーダーは、気仙郡住田町に位置しています。

下山する途中にも・・・

秋の気配が・・・。 ^^
見頃は今月下旬〜11月上旬くらいでしょうか・・・。

2時間弱の滞在でしたが、かなり楽しめます。紅葉シーズンはまだこれからです。宮沢賢治が愛した種山ヶ原、訪れてみてはいかがでしょうか。